最低賃金改定！
2021/09/28
こんにちは、就労移行支援事業所 ティオ森下の後藤です。
先日ティオ森下のプログラム「MondayNews」で最低賃金改定について利用者さんと一緒に学びました。
最低賃金は10月から改定され、全国平均で28円を目安に引き上げられることになります(東京は1013円→1041円)。
これにより全国平均で最低賃金が930円に引き上げられることになります。
今回の改定で大幅に最低賃金がアップしますが、主要先進国の中ではまだまだ低い水準だそうで、今後全国平均1000円の実現を早期に目指すべきと言われています。
現在最低賃金で働いている人たちにとっては賃金がアップするので大変うれしいことですね。しかし、手放しで喜べるかというとそうでもありません。企業側にとっては人件費が増加するため、雇用や労働時間の減少につながってしまう可能性もあるようです。働く側にとっては今の労働時間のまま働ければ収入アップとなりますが、労働時間が抑制されてしまっては元も子もありません。
このように最低賃金の引き上げはメリットとデメリットがつきまとうため、常に賛否両論がつきまとう問題で、非常に難しいですね。
メリット・デメリット両方ありますが、10月からは改定されるので今後、雇用情勢に変動があるかもしれません。
さて現在、ティオ森下の利用者さんは就職活動を盛んに行われています。障害者雇用も最低賃金は同様なので障害者雇用情勢にも影響があるかもしれません。ですので情勢に注視してスムーズに就職できるよう一緒に取り組んでいきたいですね！
