冬季を迎えて
2021/11/15
こんにちは。就労移行支援事業所ティオ森下の小玉です。
11月も半ばとなり、天気が良くても肌寒い季節がやって参りました。
障害や病気の有無に係わらず、冬に差し掛かると精神的にも肉体的にも不調になる方が多いのではないでしょうか?
この時期になると「冬季うつ(季節性情動症)」といった症状が多く現れます。
主な症状は
・イライラしたり、突然不安になったりする
・気力や集中力が落ちる
・人と会いたくない
・炭水化物や甘い物が欲しくてたまらない
といったものが挙げられます。
冬季うつ病は一因として日照時間が関係していると考えられており
緯度の高い地方では極端に日照時間が短くなるため
このうつ病を訴える人も多いとのこと。
私も東北地方の出身ですが、たしかに雪国の日照時間は全国の平均より少ないように思えます。
寒い季節はもの寂しくなったり活動量が減ったりするもの。
以上のような状態が見受けられるからといって、すべての方が冬季うつということではありません。
そして、的確な診断は医師にしかできませんので、自分の状態に違和感を覚えたら精神科や心療内科を受診しましょう。
また、日照時間が要因の一つといわれる冬季うつですが、それを逆手に取って日光を長く浴びることが予防や改善に繋がります。
人工光を耳の奥などに照射して症状を改善する治療法もあるくらいですので、多少なりとも効果はあるはずです。
早めの就寝に加え、食生活もビタミンやたんぱく質を多めに摂取するなど工夫を凝らし
訓練や就職活動に備えましょう!