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東京の就労移行支援事業所ティオ > 運営会社

クレストパートナーズ

▶︎ ごあいさつ

株式会社クレストパートナーズは障害者が社会で活躍する機会を拡げることを目指し、東京都千代田区を拠点とした福祉事業本部を設置しています。
働くことに障害を感じたら、できることを増やし、深め、できないことをどう補うかをまず考えることが重要です。 一人よりも二人、二人よりもより多くの人の知識や経験を活用しながらその壁を乗り越えていくことが、的確かつ迅速な解決につながると考えます。共に考え、共に学び、一般企業での就労のための就職活動や、その仕事を永く継続できるような支援を心がけています。
一人の人間を取り巻く環境は常に変化しています。
人生の中で、順風満帆と思えるときも波瀾万丈と思う時ときにも、その状態が一瞬にして変わることがあるかも知れません。
そのような変化を察知し、支え、着実に山頂に向かって共に歩むことで、個人や団体に貢献したい。そしてその輪を大きく拡げていきたい。
その願いを『クレストパートナーズ』という社名に込めました。

 

会社概要

ティオ運営会社、クレストパートナーズの概要
会社名 株式会社クレストパートナーズ
資本金 500万円
所在地 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-7
電話 03-5244-5677
代表者 両角 康史
相談役 佐野 敏夫
事業所 ティオ船堀 江戸川区船堀3-7-17第五トヨダビル5C ティオ西葛西 江戸川区西葛西6-10-12 MMビル3階 ティオ神保町 千代田区神田神保町1-7 日本文芸社ビル3階 ティオ森下 江東区森下2-18-2 センテナリー森下2階
 
 

就労移行支援事業所運営の経緯と目的

ティオ設立の経緯と目的

▶︎ 働き盛りの若者の5%程度は働いていないのでは?

学校設立、学校再生をする中で

社会教育による青少年育成活動や、学校教育による青少年育成活動に長年携わる中、不登校、LD、ADHDなどの問題に取り組み、「不登校」の生徒のための学校を設置した経緯がある。
また、学校などの再生コンサルタントとして全国を飛び回る中で、若年者(主に20代から40代)の3%から5%前後の人が、働いていないまたは、社会との積極的な関わりを持っていないのではないかと、多くの教育関係者との話の中から感じ始めました。

▶︎ これまでの経験を、働きたい気持ちを持つ人のために

心地よいだけの居場所ではいけない。一般就労を実現する、本来あるべき就労移行支援事業所を

2006年から始まった「就労移行支援事業」について、2012年頃からその存在や国の施策を意識するようになりました。その後全国各地の就労移行支援事業所60箇所ほどを訪ねて実情を把握しました。
「働きたい気持ちを持ちながらも今すぐに願いが叶わない人たちの居場所として、また、話し相手がいる場所として十分に心地よい環境が提供されている。しかし、スタッフと利用者さんの距離感をはじめとし、働きたい気持ちを実現する十分な機能を果たす場とは程遠い。」これが、それら就労移行支援事業所の印象でした。
「本当に必要なのは、単に長くいたいと思う心地よいだけの場所ではない。安心して通える環境でありながら、働くための心と体を維持し、一般就労のための職業訓練ができる新たな就労移行支援事業所を創ることと」強い念を抱くようになりました。

一人でも多くの方々に一般就労を。その方の幸せで社会も豊かに。ティオ船堀・ティオ西葛西を開設

LEC東京リーガルマインド執行役員時代に、資格、職業訓練(委託訓練、基金訓練)などの受託を通して、就労移行支援の最も不足している部分をカバーできると確信しました。
「一人でも多くの方々に利用いただき、一人でも多くの方々に幸せな人生の第一歩として一般就労を果たしていただきたい。同時に福祉サービス受給者をタックスペイヤーへと変換する社会貢献をしたい」そのような目的を持って、2012年、株式会社クレストパートナーズを設立し、ティオ船堀、ティオ西葛西の運営を始めました。
新たな形として採用したのは、一人ひとり、それぞれの方に個別にあったプログラムによる支援、資格の取得に向かう環境、個別カウンセリングを導入しました。その上で、一般就労を考えるときに必要となるコミュニケーション力向上のため、グループワークや少人数によるプログラム、各種イベント、外部講師を招いての多彩な講義や講演なども希望により選択できる環境を整えました。結果として、コミュニケーション力向上だけでなく、企画力・運営力・プレゼンテーション力などの向上も見られる利用者さんが多く見受けられます。

▶︎ 働きたい気持ちを実現するための、ティオの取り組み

必要な訓練をじっくりと。でも、できるだけ速やかに。一人ひとりにとって最善で最適な一般就労を

経営的な収入の安定化を優先させるため一般就労の制限をしたり、2年間できる限り長く利用いただくのではなく、就労移行支援事業所の本来目的である「その方にとっての最善、最適、最短での一般就労」を目指すことも大きな特徴とした就労移行支援事業所を目指しています。

同じ方向性や目的を持つ就労移行支援事業所の全国展開を

就労移行支援事業所の本来目的である「その方の最善、最適、最短での一般就労」を目指した就労移行支援事業を運動にするべく2014年12月、一般社団法人 社会福祉支援研究機構を設立し全国の地元で長年の企業経営に実績のある企業を中心に、この趣旨と社会貢献を目的に、同じ方向性と目的を持つ新たな形の就労移行支援事業所を全国展開することとしました。(2019年2月|加盟事業所数51)

厚生労働省 就労移行支援担当の係長を講師に招いての研修会も

平成29年には、厚生労働省の就労移行支援担当の係長に講師となって頂き、一般社団法人 社会福祉支援研究機構の研修会を2回実施しました。当然、ティオ船堀、ティオ西葛西、ティオ神保町、ティオ森下のスタッフも出席しています。そこで就労移行支援事業所の現状と問題点、そして展望なども示唆いただき、この運動の全国展開の意義と意味を再確認しました。

 

これから目指す就労移行支援事業所

これから目指すティオの姿

▶︎ これからの就労移行支援。ダイバシティ&インクルージョンの具現化を

ティオのスタッフへのメッセージ

  • - 福祉だから?
  • - 面倒を見てあげる?
  • - 可哀想な人たち?

「福祉」という言葉からイメージされるこのような考えを利用者さんに対して持つべきではありません。社会から隔離されたかのような錯覚を作り出す事業所であっては、一般就労につながりません。
一人の利用者さんが希望する仕事に就き、永く継続できることはその一人だけの幸せに止まりません。 おそらくスタッフの皆さんが大きなやりがいを感じるところでもあり、社会貢献につながることでもあります。その自覚がない事業所は存在の意味がなくなり、やがて淘汰されてしまいます。

いま、社会の目指すダイバシティ&インクルージョンの具現化にどう資するかが問われています。その源は、スタッフ一人ひとりが自らの人生をより有意義に、より心豊かに多くの経験などを通して過ごすことです。その事が、自らの人生の幅だけでなく、支援の幅を広げると確信しています。
事業所においては、一人でも多くの方に利用いただく事が最初です。次に、一人ひとりの特性を見極め、みなさんがこれまでに身につけてきた幅広い支援力を事業所内でのダイバシティ&インクルージョンを実現のために発揮していただきたいと考えています。それが実現できたとき、一般就労にもつながるのではないでしょうか。

また最近は、障害者雇用の場においても就労後のスキルアップや、企業の戦力として同僚とともに活躍することを求められるケースが増えているように感じます。
すでにご存知の通り、ティオでの通所率(通所日数や、欠席など)などを、私たちが面接などに同行する前後に問われることもありますし、利用者さんが面接時に同様の質問をされることもあります。また、ティオでの訓練内容なども質問されることもあります。その時に、資格を取った実績と安定通所には大きな意味があります。

就労移行支援が一つの社会イノベーションであることを忘れず、利用者さんと真摯に向き合い、一つひとつのできごとを共有して欲しいと思います。そして「ティオで何をしてきたのか」を問われた時、利用者さんが胸を張って、笑顔で話せるような支援を望みます。