ティオの一つの特長は、「個別プログラム」を中心としていることです。その理由は、年齢も経験も、障害や病気の程度なども千差万別の利用者さん一人ひとりに合った支援をしたいからです。決まった時間に決まった講座を集団で行う「集団教育型」よりも効率も効果も高く、最短の時間で最善の就労をかなえる一つの手段と考えています。
対人関係に不安を残す方への配慮として、また、資格取得を目指す方が集中して学べるように個別ブースを設けています。
しかし、ティオでの全ての時間を「個別プログラム」とすることが誰にとっても最善の支援とは考えていません。グループワーク、イベント、講座などを通して徐々にコミュニケーション力の向上も目指せる環境を整えています。小集団への積極的参加という段階を経て、一般就労への準備を整えます。
プログラム&イベント
多彩なプログラム
▶︎ 参加者
それぞれが希望するプログラムを選択します。
▶︎ 目的
自己解決力や自己肯定感の向上など、心をメンテナンスすることに重点を置いて、心温まるスタッフとのコミュニケーションを積み重ねます。
▶︎ プログラム内容
- - アンガーマネージメント
- - 初めてのPC
- - ビジネスマナー
- - SST
- - 初歩からのIllustrator
- - ペン字
- - ストレスマネジメント
- - ピアカウンセラー
- - プレゼンテーション(パワーポイント)
- - アサーション
- - PCスキル(P検)
- - 自己理解ワーク
- - グループワーク準備
* 事業所と時期によって開催プログラムは変わります。
グループワーク
▶︎ 参加者
希望者が活動をしています。
▶︎ 目的
グループワークでは、コミュニケーション力の向上にはたらき、一般就労の場面でも役立つ多くの経験を参加者が積むことを目指しています。
▶︎ 内容と雰囲気
内容は多彩で、たとえば各種レクリエーション、今後のイベントの方向性を考え、実施までを行うこともあります。時に笑いながらの、時に真剣な眼差しでの議論も見られます。
それらの検討、企画、司会、進行、記録なども利用者さんによって行われることもあります。
そして、徐々に参加者が増えるような、まだ参加したことのない方が自主的に参加できるような雰囲気を大切にしています。
各種のイベントや外部講師による講義や講座
▶︎ 参加者
希望者が参加しています。
日常の室内の訓練などでは、体験や経験できない様々なイベントを実施し、楽しく遊戯な時間を共有、また自然に楽しいコミュニケーションの輪に溶け込む事ができます。
時には、グループワークなどでイベントの内容は場所などを議論し決める場合もあります。
机を前に座っているのが苦手な人、いろんな人から何かのヒントを得たい人、心を開くきっかけを探している人、行動を起こすモチベーションを模索している人にとっても良い機会となり得ます。
▶︎ 目的
普段接することが少ない、様々な道のプロ講師から、様々な経験や観点、考え方、役割などがあることを感じます。そのような刺激を受けることで、自分自身を振り返ったり、それぞれの世界を広げたり、最終的に積極的な社会参加を促すことを目指しています。
▶︎ 内容
普段接することが少ない、様々な道のプロ講師から、様々な経験や観点、考え方、役割などがあることを感じます。そのような刺激を受けることで、自分自身を振り返ったり、それぞれの世界を広げたり、最終的に積極的な社会参加を促すことを目指しています。
- - ハローワーク職員による障がい者雇用の講義
- - 音楽療法講座
- - 障がい者雇用推進企業の担当者による障害者雇用の現状や多様な働き方講座
- - ヨーガ療法講座
- - 就職活動講座
- - とんぼ玉作り
- - ダンスセラピー
- - グラビティヨガ
- - 美術館、博物館などの鑑賞
- - 隅田川川下り
- - 花見
- - 梅まつり
- - 料理対決(例:関西風お雑煮vs関東風お雑煮)
- - 動物園へ行こう
- - その他
そのほか、就職系、運動系、外出系、心理系、制作・創作系イベントを企画・実施しています。
上記講座内容は一例であり、事業所と時期により変わります。