「できたこと」に注目する訓練(^^)

こんにちは。就労移行支援事業所ティオ神保町の伊藤です。

あなたは普段、自分ができたことに焦点を当てていますか？

私たちの多くは、できたことよりも、できなかったことについ注目しがちです。

「今日も〇〇ができなかった」「いつも私には〇〇が足りない」と。

これは、ネガティブバイアスといって、人間は生き残ることを目的に、危険を察知するよう進化してきたため、どうしてもリスクや不足の方（ネガティブな面）が気になってしまうようです。

そこで、ティオの利用者さんには、プログラムや1日の訓練の振り返りの場面で、昨日から今日にかけて「できたことを３つ以上」見つける練習に取り組んでいただいています。最初は「う～ん、ないなぁ」と悩む方も、数秒した後には、「遅刻せず通所できた」「タイピング練習がうまくいった」「美味しいご飯を食べられた」など、あっという間に３つ以上探すことができています。そして、見つけた後は、自然と表情が笑顔になり、その場の全体の空気が温かくなります。

ティオ神保町では、このような人間心理に基づいた気持ちが前向きになる習慣化の方法をプログラムなどに取り入れています。

ティオの訓練にご興味ある方は、見学・体験が随時可能ですので、いつでもお気軽にお問合せください(^^♪