不安と緊張を和らげる

こんにちは。就労移行支援事業所ティオ森下の小玉です。

日々、利用者さんの面接練習をしていると

「上手く喋れるか不安」「緊張して頭が真っ白になってしまう」

という意見を耳にすることがあります。

そこで今回は「不安と緊張を和らげるポイント」についてご説明します。

緊張には自律神経の働きが深く関わっており、不安を感じたりすると「顔が赤くなる」「心臓がドキドキして脈が早くなる」「急激に汗をかく」といった反応が現れます。

そして緊張しやすいという自覚がある方は、過去の経験を思い出すことによってさらに不安や緊張を感じてしまう傾向があります。このような状態にならないために意識するポイントを2つ挙げたいと思います。

一つ目は「意識を自分から逸らすこと」です。緊張するとつい自分にばかり意識が向きがちです。そんなときは自分自身から意識を逸らして、景色や目の前にある物、視界に入る他の人に意識を向けるようにしてみましょう。ただ見るだけでなく、絵を描くつもりで細部をじっくり観察します。

二つ目は「成功イメージを持つこと」です。不安を覚える方の多くは失敗するイメージを描きがちです。イメージの与える影響は大きく、現実化に繋がることも。難しいかもしれませんが「はきはき話している自分」などの成功イメージを思い浮かべましょう。

緊張は誰でも感じるものであり過度に恐れないようにすることが大切です。今回お伝えしたポイントを緊張してしまいそうな場面の前に意識してみてください。徐々に不安を緩和することができるようになると思いますよ！