空気を読むということ
2023/06/27
こんにちは、就労移行支援事業所ティオ森下の宮本です。
今日行ったメンタル強化プログラムで利用者さんと「空気を読む」とはどういうことなのか、どうしたら身につけられるかということについてディスカッションしました。
この「空気を読む」という技術は学校で教わるでもなく、これを勉強したから読めるようになるというものでもなく非常に厄介なものです。
私たちは空気というものの正体が結局のところ分からないまま社会に放り出されて、結局は自分なりの身の処し方を身につけていかなくてはならないのです。
利用者さんと話し合っていくにつれ、「空気を読む」ことはできないけれど「相手は何を考えているのか」を推測するという言葉に言い換えれば、なんとかやりようがあるのではないだろうか、大きくその場の雰囲気を損なうことは少なくなるのではないかという考えの方向性が出てきました。
他にもやはり空気を読むことは不可能だ、という意見や、そもそも読む必要はないのでは?という意見もあり、お互いそれぞれの意見を尊重して聞くことができました。
一回のプログラムでおもしろいほど空気を読むことができる!というわけではありませんが、いつも苦手で避けていたものの正体を探り、対処法を考えることは非常に面白く、意義のある時間を過ごすことができました。
ティオ森下ではこのように皆が疑問に思っていたことや興味のあることについて意見交換する場をプログラムで設けています。
発言の苦手な方は聴くだけの参加も可能です。
興味のある方は是非ゲストとして参加してください。ご連絡をお待ちしています。