熱中症について
2023/07/04
こんにちわ。就労移行支援事業所ティオ森下の小玉です。今回は熱中症について解説していきたいと思います。
夏に差し掛かるこの時期、テレビやインターネットなどで「熱中症に気をつけましょう!」といったコラムをよく目にしますが「そもそも熱中症ってなんだろう?」と思われる方も少なくありません。
今回は、その熱中症の仕組みや対策を解説していきたいと思います!
人間は運動や仕事などで体を動かすと体温が上昇します。汗をかいたりすることで人間は体温を調節しており、この″調節する機能”がうまく行われるため人の体温は36℃から37℃くらいに保たれているのです。
しかし、気温や湿度が高い環境で激しい運動を行うと、体内で作られた熱をうまく外に逃がすことができなくなり、さらに汗をかいて体の水分や塩分が減っていきます。そうすると体内の血液の流れが悪くなり汗もかけなくなります。このような状態になると体の中に熱がたまって体温が上昇します。
脳を含む重要な臓器は37℃を超える体温になると機能しにくくなり、体の調子が悪くなって、熱中症が引き起こされるのです。
症状が深刻なときは命に関わることもありますが、正しい知識があれば予防することができますので、下記のことを意識しましょう。
・こまめに水分補給する
・エアコン、扇風機を上手に使用する
・シャワーやタオルで身体を冷やす
・暑いときは無理をしない
・涼しい服装にする。外出時には日傘、帽子を着用する
・緊急時、困った時の連絡先を確認する
7月も始まったばかりです。これからますます暑くなってきますので、自分でできる熱中症対策を心がけましょう!