目標達成する力!「自己効力感」を上げることの大切さ
2025/01/29
こんにちは。東京都千代田区にある就労移行支援事業所 ティオ神保町の伊藤です。
皆さんは、自己効力感という言葉を知っていますか?自己肯定感はよく聞く言葉だと思いますが、自己効力感はあまり耳慣れない言葉ですよね。
自己肯定感は、ありのままの自分を認め、受け入れられること。
一方、自己効力感は、 「私は何だってできる」と思うこと。英語でセルフエフィカシーとも言われています。ちなみに、自己効力感が高いと、こんな可能性が高まるようです。
・業績向上に向けて、チャレンジできる
・目標達成できる
・トラブルや逆境を乗り越えることができる
・自分の感情や行動をコントロールすることができる

逆に自己効力感が低いと、
・どうせムリ、とすぐに諦めやすくなる
・モチベーションが上がらず、チャレンジしない
・人に責任転嫁して、言い訳が多くなる
・自分を過剰に責める
・人に責任転嫁して、言い訳が多くなる
という傾向になるようです。
先週のティオ神保町でのグループワークでは、この自己効力感を高めるために、成功体験を100個書くというワークを行いました。成功体験とは、学習したこと、成長したこと、達成したこと、などです。
ただ、何かの賞をとるといった大きなことに限らず、ご飯を美味しく作れた、とか、ほしいものが買えた、などのもっと些細なことも含めて書いてもらいました。
それでもなかなか思い浮かばないという方がいらっしゃいましたが、100個出せなくても、出そうと絞り出すこの思考のプロセスが大事であることを伝えて、ワークに取り組んでいただきました。結果、100個まではいかなくても、ほとんどの方が10個以上は出されていました。
「父親の自分が家庭料理をつくったら、娘にほめられた」
「ゲーム仲間とうまくコミュニケーションがとれ、楽しめた」
など、色々ありましたが、普通に日常にあることです。それらを書いてみての感想を伺ったところ、意外と自分にはできたことがあることを実感したという感想や、先ほどまで辛い過去を思い出して嫌になっていたが、その後は状態が変わり、自信を取り戻した、という感想があり、このワークを行ってよかったと思いました。
普段生きていて、できないことよりも、できていることの方が多いはずです。トイレにも行けるし、ご飯も食べられるし、仕事や人との交流や本などを通じて、日々何かしら学んでいます。 やれていることの方が沢山あるのに、なかなかそこに焦点を当てず、できないことに焦点をつい当ててしまいます。反省も大事ですが、自己効力感を高めるためにも、できたことに焦点を当てる思考訓練が大事と心から思いました。
ティオ神保町では、このような訓練をグループワーク等で行っています。「就労移行支援事業所」や「ティオ神保町」の訓練にご興味ある方は、見学・体験、ご質問、資料請求等、随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
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