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就職者インタビュー

2018/12/13

こんにちは。就労移行支援事業所ティオ船堀の吉本です。

ティオでは、ティオの特長や各事業所の近況を載せた「通信」を毎月発行し、関係機関やクリニックなどに配布しています。
12月の船堀通信では、12月1日から就職された利用者さんの利用から内定までの取り組みをインタビュー形式で掲載しています。
今回はそのインタビューをご紹介したいと思います。

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Q どういった内容の仕事ですか?

A データ入力や郵便物仕分け、書類のPDF化などです。

Q ティオ船堀での通所開始日から就職決定時までの通所リズムを教えてください。

A 最初の3ヶ月は緊張の連続でなかなか慣れませんでした。人とのかかわりを持つのが怖くて喋りかけることすらできませんでした。週3回通うことすらままならないほどに不安定でした。また、自身のコントロールではうまくいかないほど体調も不安定でした。通所開始5か月目、大学との並行は大変きついものがありました。特に卒業論文の作成が大変すぎて、そちらに重きを置きすぎたせいで、体調を崩し9月から12月までティオ船堀に通所することが困難になり家に引きこもってしまいました。家族とも話し合い、無理しない程度に行くだけになってしまいました。ある日、転機がありスタッフの方々に言われて気づきました。「ティオを会社だと思って通所したらどう?」と。そこから意識が変わり午前中いることから始めて、早退や遅刻も多かったですが、リズムよく通所することが出来る様になってきました。その後週4日から週5日まで通所出来る様になりました。

Q 訓練はどのようなことを行っていましたか?

A MOSのテキストを中心にWordExcelPowerPointの訓練をしていきました。慣れたころにはビジネス問題集を解答し、また、「初めてのパソコン」講座の受講をしていました。「初めてのパソコン」講座はレベル別に応じて課題が用意されており、自分にあったOfficeの習得ができたと思います。さらに、簿記の勉強も行っていました。ウォーキングプログラムや就職活動のための応募書類作成、就職活動プログラムの参加で具体的イメージを付けました。

Q ティオへ通所中気を付けていたこと、目標はありましたか。

A 特に注意していたのは敬語でした。私より目上の方が在籍している中で言葉づかいは大変注意していました。目標は希望の職種に就くことでした。経理系でしたが、通所期間内で簿記の資格が取れず、今も勉強中です。

Q ティオへ通所中大変だったこと、苦労したことは何ですか。

A 安定した通所が一番大変でした。自分のなかで無理しちゃいけないとブレーキをかけてしまっていたのは確かです。また、対人のコミュニケーションは本当に苦労しました。安定した通所のために生活リズムを整えていきました。体力づくりも行い週5日来られる体を身につけていきました。コミュニケーションはイベントの参加、昼食時の休憩などでコミュニケーション力をあげていきました。

Q ティオへ通所中良かったこと役立ったことはなんですか?

A スタッフの方々との定期的な面談を行い自分のリズムを作れたことです。また就職活動講座を積極的に受講し面接やエントリーシートなどの対策を練っていました。

Q ティオへの通所、就職に対しての家族の反応はどうでしたか?

A 通所は無理せず。「就職しても決して無理せず。」でした。大変心配していたので、喜びというより不安感が高かったのは事実ですが、「おめでとう」と言ってもらえました。

Q 今通所している方、就職活動している方へメッセージをお願いします?

A 耐え忍ぶこと。臥薪嘗胆の精神で精進してください。

Q 今後の目標は?

A 1日1日を無事に過ごしていくことです。

ティオでは定着支援事業も行っています。

就職後も安定した勤務が続くよう支援を続けていきますので安心ですね!

 
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